お料理や毎日の生活に関するエッセイや
ほのぼのとした気持ちになれる優しい物語が好きです。


けれど、そういうの好きそうに見えないってよく言われるのですが
後味のよろしくない小説、はらはらどきどきの物語も
大好きなのです(*ノ∀`*)

このブログには読んだ本の記録も残しておきたいので
たまーに感想も書かせてください♬












堕ちる (宝島社文庫 『日本ラブストーリー』大賞シリーズ) 読了





裏表紙よりー

[ 郊外の一戸建てに住む主婦、純代は、夫の脩一と
一人娘の佳乃と共に、平凡ながらも幸せな毎日を過ごしていた。

ある日、パートのシフトカットを受けて、家の不用品をオークションに
出そうと考えた純代は、スーツケースのなかから見知らぬ
セーラー服を見つける。

パート先で聞いた制服泥棒の話が頭に浮かび、
純代は夫への疑念を抱くが。

主婦の転落人生を圧倒的なリアリティで描いた、
傑作サスペンス小説。 ]



ジェットコースターのような勢いで
主人公がどんどんと堕ちていくのを見て(読んで)いられなくて、
何度も本を閉じたり宙を見て自分を落ち着けてみたり(^^;;

どこにでもいそうなパート主婦の純代が
ひょんなことから夫の性癖に気づき
娘がねだる若い子向けブランドの洋服を買ったり
習い事をさせるための金策に悩み
怪しい化粧品販売のセールスに手を出し
挙げ句の果てに犯罪に手を染めて。

ラストは想像もしなかったオチで呆然としてしまいまた。
離婚を恐れず夫と、また娘とも向き合って話していたら
こんなことにはならなかったのだろうな。



゜・*:.。. .。.:*・゜゜・





OUT 上 (講談社文庫 き 32-3)  読了


 



裏表紙よりー

[ 深夜の弁当工場で働く主婦たちは、それぞれの胸の内に
得体の知れない不安と失望を抱えていた。
「こんな暮らしから抜け出したい」そう心中で叫ぶ
彼女たちの生活を外へと導いたのは、思いもよらぬ事件だった。
なぜ彼女たちは、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして
捨てたのか?犯罪小説の到達点。 ]


深夜から早朝にかけて郊外の弁当工場でパートタイムをしている
それぞれの家庭で鬱屈を抱える主婦4人。
そのうちの1人が突発的に夫を殺してしまう。

仕事以外での繋がりはなかったはずの4人の主婦が負の鎖でつながりあい
仲間の夫の死体をバラバラにしてしまう。

書いていても気分どんより^^;

どうしてこんなことに加担してしまうのか理由がよくわからないけれど
4人の心の底辺に流れる薄暗い川のような、淀んだものが
惹きつけあってしまったのかな。

外部の色々な人が動き出しそうな下巻も
あまり入りこんでどんよりし過ぎないように読もう。



゜・*:.。. .。.:*・゜゜・



よく感情移入してしまうので、どんどん落ちてゆく
主人公のお話しのときは自分もどんよりしちゃうのに
そういう系統の物語を好むのは
日常が幸せだからなんだろうな~って思ってます。

悩みが深くて精神的にとてもきつかった時期があるのですが
その時は、物語は読めずに仏教の本ばかり読んでいたので
(いまでもお坊様が書かれた本、好きです♡)
お話しにはいりこめる今は気持ちが安定しているからなんだろうな